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執筆者の写真祐嗣 井上

花の家にて🌸葬儀告別式を執り行いました。


4月29日昭和の日に花の家の利用者様をお看取りさせていただきました。

エミ子さん93歳、お茶目で、冗談好きで、素敵な笑顔の持ち主でした❣️

施設で看取った方は、家に戻る前に、私の方で枕経はいつも読んでました。

広島から来る娘さんと、生前から話し合いの中で、施設内で葬儀告別式、火葬場への出棺もやらせていただくこととなり、有り難く引き受け、最期も見送りも出来ました。


エミ子さんは、

昨年、余命長くない宣告を受け、正月を迎えられるのかとの不安も、

本人の明るさと気力もあり、また職員の細やかな対応もあり、思ったより元気に新年を迎えました🌅


それでも病気の進み、食事量も減っていく中、本人が食べたいと思うもの、🍓🥣口にして食べてくれるものを、食事の時間関係なく、食べれる時に提供しながら、毎日を過ごす。

動くのもキツそうな毎日も、みんなと一緒が良いと、フロアで過ごされ、節分も迎え、鬼退治👹もやりました❗️


広島在住の娘さんも、2週間くらい泊まっては、帰宅する生活の繰り返される。

3月になり、流石に桜の花は🌸見れないかな?との宣告を受ける。

それでも一口の汁粉、少しの水分を繰り返し、なんと、家族での花見🌸が出来ました❣️


4月も中旬となり、あきらかに変化が見えるように、それでもお茶目な会話と笑顔は続く。

亡くなる2日前も、私が「おはよう😊」と声かけすると、パチっと目を開け👀

手をあげ✌️ピースサインで笑顔で舌出し👅でお茶目に答えてくれた。

声で返事はキツそうな状態、呼吸もあきらかに変わってきた。


いよいよの時が近いことを感じた職員が娘さんに連絡して、広島から来ていただくと、安心した雰囲気に😊

最期の日も、娘さんの手で好きな汁粉をすすれらる。

最期の晩餐となった夕食には、大好きなイチゴ🍓美味しい❣️と食べ終わり、最後も大好きな汁粉を飲まれる。


食べ終わって、妹さんと電話で繋ぐ、本人は声が出ない様子。

それでも一度だけ「うん!」と大きめの声。

電話を代わった娘さんが、何の返事?とイチゴ食べれて良かったね!って言ったら、大きな声で返事してくれた!と、妹さんも電話の向こうで喜んである。


その電話が終わってしばらくすると、自然と息を引き取られる。

娘さんが来て、美味しいもの食べて、妹さんの声も聴けて、

娘さんの見守る中、天国へと旅立たれました。


私の経験上では、最高の最期を迎えられたと思います。

穏やかで、微笑みの表情のままでした。


職員一同、心からご冥福をお祈りいたします。

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